うつ病

うつ病は身近な病気です。国内で100人に3~7人の割合で発症するとも言われています。 現在の診断はDSM-5とICD-10と言われる国際基準の診断規準を用いて行われます。

患者さんの状態を医師が確認し、診断規準と照らし合わせて診断するようです。現在は血液を取るとか、レントゲン、CTを取るとか何か測定するものを利用するわけではありません。

 

 さて、2009年HMTが大うつ病性障害患者の血液でEAP(エタノールアミンリン酸)の濃度が低いことを発見しうつ病の診断をするバイオマーカが特許を出願したようです。(Human Metabolome Techinologies:「うつ病を血液検査で簡便に診断する検査法を開発」2011年6月発表 )

バイオマーカーは、例えば、血液中の中に含まれるたんぱく質等の量を測って指標とします。

 

 近い将来、うつ病の診断方法は画期的な変化をみるかもしれません。