【報告】活躍するキャリア・コンサルタントが乗り越える壁

「活躍するキャリア・コンサルタントが乗り越える壁」
~働く人を支援するポイントと、組織に影響をもたらすコツ~
公益財団法人 日本生産性本部 メンタルヘルス研究所 根本忠一氏
平成27年12月20日(日)13:30~16:30 弁天町にて開催

 

【講師プロフィール】 

公益財団法人 日本生産性本部 メンタル・ヘルス研究所 研究主幹

文部科学省うつ病研究会 委員、日本産業カウンセリング学会 理事、一般社団法人 産業保健法学研究会 理事。調査分析とともに講演や執筆活動も行う。著作に 「ホワイトカラー問題と企業組織の活力」『現代のエスプリ』№332「組織の健康」1995 、「企業内教育とカウンセリング・マインド」『産業カウンセリング入門』〔改訂版〕(共著)2007、単行本「今を生き抜く 幸せに働き、喜んで生きるための36章」(コープ出版)2012、「現場視点でのメンタルヘルス対策の現状と本質的課題」『日本の人事部LEADERS オピニオンリーダー100人が提言』2013、生産性新聞「ストレスチェック制度義務化が問う職場の今」連載中2015、エッセイ「心の医療を託す人」で第13回GE横河メディカルEssayコンテスト 審査員(審査委員長渡辺淳一氏)特別賞受賞2000、論文「メンタル・ヘルスの指標を用いた組織活性化の試み」2011で全日本能率連盟賞 受賞2012

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【セミナー開催報告】

悠久の風株式会社のキャリア・コンサルティング技能士の対策講座の講師である渡部貢二主催による講演会が催されました。

関西の地で根本氏の講演会の開催をしたかったのですが、上手く機会に恵まれず、「12月20日時間が取れることができる。」という言葉をきっかけに、急遽開催の手はずを整え開催です。先生のご好意を受け、ボランティアで講師を務めていただくことになり、事務局側もボランティアの実施で、手作りの非常にお得なセミナーです。それでも開催まで1ヶ月を切った状況での人集めだったので、どの程度の人が来られるかも未定のまま、実施することにしました。

テーマの話し合いの後は、経験豊富な根本忠一先生に委ねます。集まってくる方々に内容を合わせこんでいくことにして、研修資料の仕上げも多忙な先生の時間の合間にしていただくことにしました。出張中のホテルの中から資料が送られてくる状況で、内容を確認すると、充実した内容に驚きます。

 関西開催ですが、参加者は関西だけでなく、静岡、東京といった方々もかけつけていただきました。根本先生の講演を聞きたいけれども予定がどうにもならないと、残念がる人びともいる中、上手く調整がついた人びとのみの集合。これがまた、すごい人びと。最初からネットワーク作りも意識していましたので、皆さんできるだけ交流していただきました。

さあ、いよいよ内容です。

 平成27年12月よりストレスチェックの法制化が始まりました。メンタルヘルスの取り組みはここ10年くらいで大手企業をはじめかなり拡がっては来ていました。今回の法制化で50人以上の企業の全て実施義務があるので、大きな変革期を迎えたといえるでしょう。

根本忠一講師はメンタルヘルスの最前線を歩いてきた、日本のリーダです。その只者ではない人が語るメンタルヘルス。

 

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改正労働安全衛生法の内容の説明 ポイントから始まり、市場の変化。  あちらこちらでメモを取る受講者。真剣なまなざし。講師の熱い解説。

ストレスチェックの義務化に伴って、医師、保険師、看護師、精神保健福祉士といった主たる有資格者 関与を認められた産業カウンセラー等といった心理職 

 講義に吸い込まれるように、時間が過ぎます。

社会背景、そしてこれからの課題が見え始めた頃から、グループワークに切り替わります。

組織関与の方法をグループで「ああでもない。」「こうでもない」「難しい」と頭を抱えながら、「こんな方法をしてみるか」「人事異動」「マネージャのリーダシップ」「フレーム作り」「ルールづくり」「こんな施策を始めてみたら~~」グループ発表は多岐にわたり意見が飛び交います。多彩な意見が交換され、そこへ根本先生のアドバイスが的確になされます。ちょうど人数調整で、事務局側の私たちもグループワークに入り受講者同様議論に入っていきました。あっという間に時間がすぎてしまいました。締めくくりは「キャリア・コンサルタントへの期待」

 時間は名残惜しく、参加できる人たちだけが懇親会に移動。懇親会ではテーブル2つを陣取って、和気藹々と語り合いました。「また、こんな会があればかけつけるよ」って嬉しい言葉もいただきました。

 

主催 渡部貢二   事務局 田崎慎子