「お客様、お仲間とのコミュニケーション向上策~アンガ―マネジメントの有効活用~」
講師 小林 浩志 先生
平成28年6月9日(木)13:15〜17:45 京都にて開催
若手を対象に、悠久の風株式会社で研修企画を行いました。ファーストインプレッションを考え、 第一陣は小林先生のアンガーでマネジメントです。マスコミで良く取り上げられてはいますが、 知る人ぞ知る世界で、まだまだ、全ての人が理解しているわけではありません。
また、誰にでもすぐに役立つスキルです。 単発研修ではなく連続しての実施の場合は、特に研修ゴールを意識して組み立てますので、小林 先生にも企画段階で協力していただきました。
【講師プロフィール】
日本体育大学卒業後、青山学院大学大学院法学研究科修了(法学修士)
現在は、地元の横浜市戸塚区で社会保険労務士・行政書士の事務所を経営する傍ら、社会人大学院でパワーハラスメントの法的・実務的対策を研究。パワハラ防 止策の有効なツールとしてのアンガーマネジメントを数多くの企業、学校、病院、スポーツチーム等へ紹介されている。
【資格】
・社会保険労務士・特定社会保険労務士・行政書士・第一種衛生管理者・公益財団法人21世紀 職業財団認定セクハラパワハラ防止コンサルタント(客員講師)・日本スポーツ法学会 会員 (法学修士・体育学士)・ファイナンシャル・プランニング技能士など。
【メディア出演】
・FM東京『中西哲生のクロノス』・・・アンガ―マネジメント解説
・NHKラジオ第一『夕方ホットトーク』・・・怒りのコントロール術解説など
【執筆・寄稿実績】
『パワハラ防止のためのアンガ―マネジメント入門』東洋経済新報社 『人生なぜかうまくいく人のアンガ―マネジメント』東洋経済オンライン 『現場監督のための早わかり労働安全法』東洋経済新報社 その他多数
【セミナー開催報告】
悠久の風株式会社、組織活性化支援のセミナー「お客様、お仲間とのコミュニケーション向上策アンガ ―マネジメントの有効活用」が開幕です。
会場はおしゃれな内装で机といすが一体化した斬新なデザインの場所を選択してみました。
グループワークなどやりやすく、受講者としっかりと馴染んでしました。
「アンガーマネジメント」という耳慣れない言葉があるので、少し緊張気味にスタートしましたが、グループワークがたくさん取り入れられ、先生の楽しいエピソードを交えた講義はとても、分かり易く、すぐに、受講者の心をとらえ、メモを取るよりも、聞き入っていきます。
小林先生は自身がスポーツマンで、スポーツの話や若い人も耳にしたことのある芸能などのニュースを例に話が出ます。内容は受け入れやすく、また、パワハラの凡例などの説明も加えながら多方面からのアプローチが講義を盛り上げていきます。
アンガ―マネジメントとは何か?ということを難しい言葉で理解させるのではなく、さまざまなワークを重ねる中、
1.同じ物事でも自分と他者とのとらえ方・伝え方の違い。
2.大切に思うことの順番の違い。
3.「べき」の境界線違い。
に気づかされる。言葉にすると当たり前だけど、ワークをすることで、体感することが出来る。
この違いを認識することで、怒りのコントロールは断然し易くなる。
そして、それを踏まえた上での日常の「怒り」や「イライラ」とうまく付き合うコツの紹介はと ても浸透しやすく感じました。
今回の講義で、アンガ―マネジメントを習慣づけるという事を印象深く伝えていきます。
どんなに理解していても、つい、カッとしてしまったなど、なかなか、実践に移しにくいことですが、繰り返し、少しずつコントロールを習慣づけることで、これから先の人間関係、環境がガラッと変わっていく。そんな希望を持たせてくれました。受講者もうなずきながら、アンガーマネジメントの世界に触れます。
「パワハラ防止には、組織内の法制度面の整備と、組織メンバーへの感情教育をタイヤの両輪のように同時進行する必要性を数多くの企業、公共機関、教育現場、医療現場などへ平易な言葉で訴求したい。」「アンガーマネジメントを組織内トレーニングの必須プログラムレベルに普及させていくことが目下の目標。」「一人ひとりが、怒りの感情と上手に付き合えるようになれば、家庭、職場、地域の快適性が格段に高まり、チームワークの向上が、あらゆる生産性向上とも強くリンクしていることを証明していきたい。」
まさにこの3つの要素が凝縮された講義内容でした。
第一陣のセミナーは成功に終わりました。セミナー終了時には次回を楽しみにワクワクと帰って行かれる受講者の姿が見られます。
また、受講者は非常に前向きな方々ですので、開催側も冥利につきます。
感動するセミナーの次は日常現場で活用。変化、成長職場の笑顔を期待して、次の展開に結び付けていきます。
企画:悠久の風株式会社