2024年7月7日 <技能講習> 「グループアプローチ」がオンラインにて開催されました。講師は、1級キャリアコンサルタント技能士の櫨伸介講師です。
まずは、櫨講師の自己紹介の後、受講者の方々からの自己紹介を通して、第一印象をイメージしていただきました。
次に、「グループアプローチとは」と「キャリコンサルティングとグループアプローチ」の共通点と違いについて解説があり、「グループアプローチ」に必要な4点、①場づくり②テーマの共有③エクササイズ④シェアリングについて確認しました。 リーダは特に、成果・結果を出すことが大切ということを確認しました。
午前・午後を通じて、様々なグループワーク・事例検討を実施しました。リーダー役・タイムキーパー役・書記役・発表役を決め、その役割を果たしながら、グループにどうアプローチするかを考えました。実践と振り返りを繰り返すことで、グループの課題をキャリアコンサルタントとして見立て、理論に則って具体的にアプローチするステップを確認していきました。
各ワーク共、活発に意見が飛び交い、時間内に結論を出しきれない場面もありましたが、スムーズにを進行するために、テーマをきちんと共有することの重要性に気づく良い機会となりました。その後、自身の各々の役割について再度振り返り、グループ内で共有しました。役割を意識して進めることでグループ内の雰囲気、集団の力、ポジティブに臨む、前向きに取り組むという、良い関係性が醸成されること、場の力と参加者の成長を実感しました。
又、様々は役割を体験することにより、普段気づかない視点でのグループへのアプローチを実感でき、新たな視点でのグループへのアプローチを検討でき、グループアプローチを体感することは勿論のこと、グループアプローチについて討議することの重要性にも気づきました。
GW2の「お互いのメッセージ」①第一印象を語る→②現在の印象を語るのセッションが、今回の受講者にとってとても新鮮に映ったようで、ジョハリの窓にもたとえ、知らない自分にも気づかされた方が多いようでした。
GW6とGW7では、各3つの役割を各受講者が見事に習得され、今まで勉強してきたグループアプローチの内容を進行しつつ、結果・成果を出せる状態にもなっていました。
最後は、今日のお互いのメンバー同士「賞賛のシャワー」を投げかけ合い、受け取り合いました。
受講者方から、「もう一度このメンバーで実際に会いたい」という言葉と笑顔が印象的でした。
受講者の皆さま、櫨講師、終日、大変お疲れ様でした。 ありがとうございました。
筆者:加藤 恭子