宮本重則インタビュー

仕事の内容 行政書士 

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得意領域

特定社会保険労務士

各種許認可

企業法務

企業労務

国際法務(外国人ビザ・労務管理)

連絡先

ミヤモト国際法務事務所

〒113-0021

東京都文京区本駒込2-28-1-B2110

文京グリーンコート

TEL:03-6902-1024

E-mail: miyamotolegal@hotmail.co.jp

 

1.資格を取得しようと思ったきっかけ

 

私が大学生の時は、平成初期のバブル経済が破綻する直前期でした。先輩方も、就職活動の時期になると、大学の正門前に並んだ企業が用意した黒塗りの車に乗り込み、食事を兼ねた面接で、その日に採用決定という状況でした。

私は、この光景を見ていて、このバブル経済はいつか破綻する、これからはサラリーマンになっても独立しても手に職をつけて仕事をする時代になると、強く考えていました。

そして、書店に目にしたものが、資格に関するガイドブックでした。

私は法学部でしたので、この時にまず注目したのが、法律のファースト資格である弁護士(司法試験)です。

この頃私は、当時一般教養科目で、倫理学を履修していました。この科目はユニークで、毎回講義の最初に「セカンド・ベストとは何か」という表題のレポートを書かされました。

当時司法試験は2~3%の合格率、合格者は500人程度で、合格までには莫大な時間と費用がかかることを考えた結果、このファースト資格は目指さずに、法律資格の登竜門である宅地建物取引主任者を受験、大学生の時に1回で合格することができました。

その後、大手予備校に就職しましたが、働きながら取得することができる「セカンド」の法律資格である、行政書士、社会保険労務士を目指し、幸運ながらそれぞれ1回の試験で合格することができました。

 

2.行政書士、特定社会保険労務士の資格の事務所を経営して大切にしていること

 

 資格の事務所を経営して11年になりますが、一番大切にしていることは、運気を高めることです。これは意外に感じる方が多いかと思いますが、実は私ども法律資格業では一番大切だと考えています。

 もちろん、法律実務、法令改正の研究等、日々の業務に関する研鑽も重要ですが、特に法律の業務は、結果次第でお客様の人生を左右することになります。

 例えば、行政書士業務の代表的な分野で許認可や外国人入国ビザ等がありますが、基準を満たしているにもかかわらず、不運にも許認可が取得できない、ビザが取得できない、ということになれば、必要な業務ができない、日本に入国できない、というその人の人生が左右される状況になってしまいます。

 皆様もご存知のとおり、裁判を含むどのような法律事案でも、最終的な判断は法律で行うのではなく、人です。良い裁判官、審査官、相手方等にあたるかどうか、これは有資格者の運であり、それを高めるのは、私たちの責任だと考えています。

 あと、もう一つは、謙虚であることが大切だと考えています。常に人と接する職業ですから、お客様とはもちろん、官公署、関係者等、さまざまな人と円滑に業務を行うこと、どのような場合でも、冷静に適切にこちらの主張をして交渉する、それが業務の成功率を高め、顧客満足度につながると考えています。