【開催報告|技能講習】【開催報告】2026年9月13日 治療と仕事の両立支援(癌編)

治療と仕事の両立支援(癌編)

「治療と仕事の両立支援(癌編)」がオンラインにて開催されました。講師は、1級キャリアコンサルティング技能士 田﨑 慎子 講師です。

 

まずは、本日の習得すべき内容や到達目標を受講生の皆さんと共有しました。そして田﨑講師より多様な職務経験ついてのお話しがあり、その中で本日のテーマに沿い田﨑講師が関わってきたクライアントの病気の告知後の対応について経験談を伺いました。次に、アイスブレイクを兼ね受講生全員で自己紹介を行い、受講生同志の受講目的を共有したところで本題に入りました。

 

午前の講義では、最近の統計資料を用い病気と共存しながら働き続ける尊さに触れました。疾患ごとに異なる症状や職場での配慮事項はあるものの、医療の進歩により生活を支えながら勤務している現役世代の事例を用い、いかにクライアントの背景をアセスメントし希望をもちながら面談を進めていくことが大切かを話し合い、ロールプレイで体験しました。

 

治療と仕事の両立支援(癌編)

午後の講義も午前に引き続きロールプレイを体験しました。回数をこなすごとに同グループのメンバーから受けた影響も加わりクライアントの真の課題に近くなることを体感していただきました。「安易に『大丈夫?』と尋ねると『大丈夫です』の返答しか返ってこない。気を付けたい」「クライアントを待つ姿勢が必要」「クライアントの表情を見ていると『病気になる前の自分と今の自分のギャップを考え始めているのかな』と気づく瞬間があった」などの感想がありました。クライアントの見立てを具体的に挙げ、人事なら、上司なら、部下なら等、想像力を膨らませていきました。活用できる制度にも触れ、支援側が提供する資源がクライアントに安心感を与える為、多職種のネットワークで新たに知識や視点を得ることが必要だと再確認しました。田﨑講師からは「本当に不安な時に人は言葉にできない。それを汲みながら寄り添い、言葉にできた時は次の課題につき沿う、そのプロセスや使える制度を提供しクライアントを支える」と説明がありました。

 

最後に、意思決定のまとめについて説明を受け、受講生からは「職場では用件のみの面談になり感情や生活背景には踏みこめず真の課題を掴めなかった」など、夫々が自身の面接スタイルを振り返る言葉や感想があり、多くの気づきが得られる機会となりました。

 

受講生の皆さま、田﨑講師 お疲れさまでした。

記録:矢田